友達と確信日


秘密の共有者が出来ました

明るくて、一緒にいて楽しくて
でも少し不思議な感じがする人

私の解らない私の事が解ったそうで・・・・・

ゆっくり考えれば解るコトなんだそうですが
なんでも、時間と成長が必要だそうです。

夏休み中には解るのかなぁ・・・・


午前中は桜上水での練習
午後からは選抜の練習

近じか高校生と試合をするので少し練習を
多くするとの西園寺監督の言葉に
皆がスケジュールを出して、開いていた日は
練習と試合をすると決まりました。

桜上水を後に練習場所である飛葉中
に将と一緒の学校でクラブのキャプテンをしていながら
選抜選手もこなしている水野君と一緒に向います。

なんだか絵本に出てくる王子様の様な顔立ち
をした人で時々将と私と3人で話しをするけど
それ以外の時は、黙って将と私の姿を見てい人です。

功兄にも将にもない雰囲気を持った人

初めはなんだか近寄りがたかったケド、将と話している
姿を見ていたらソウでも無い事が解ったので
今度は一人の時に話し掛けて見ます!


1つ目標を決め、飛葉中の門をくぐると
初めて会った時に話をした人達が目に入って
将と一緒に挨拶をすると
翼さんが笑いながら挨拶をしてくれました。

「おはよう。将、。と、水野」

「玲から色々な資料渡されたんだって?」

大丈夫?
そんな意味が含まれた言葉を翼さんが
かけてくれました。

「はい。今、覚えている所なんです」

「ま、少しずつ覚えれば良いよ。解らなかったら
 僕が教えて上げるからいつでも訊きにおいで」

「ありがどう御座います」

翼さんはカッコ良くて優して良い人
将に、色々教えてくれて親切で頼れる人だ。
て、将が言ってた。
私もソウ思う。

その横にいる、黒川君も良い人だし
畑君も良い人。

将によれば畑君は双子さんで
見分けが付かない位ソックリさんのお兄さんが
いるらしいので練習の合間にお兄さんの事を聞いてみよう。

飛葉中の皆はとても良い人。
勿論、翼さん達だけじゃなくて、将の友達の
杉原君も小岩君も良い人。

2人に挨拶すると
杉原くんは笑って、小岩君は少しテレながら
挨拶を返してくれる。

「オッス」 

「おはよう、ちゃん。今日も暑いねぇ」

「本当だよねぇ」

将、水野君、翼さん、黒川君、畑君
それと
杉原君と小岩君を加え話しをしていると
いきなり、身体が空中に浮いて、ビックリしていると
後ろから元気な声が聞こえた。

「おはよう!ちゃん!!」

聞こえてくる声で誰か解る。

「おはようございます。藤代君」

首を出来るだけ動かして藤代君の顔を見ようと
すると、渋沢キャプテンの顔が見えたので
挨拶をすると、笑顔で返してくれた。

元気一杯の藤代君に優しい渋沢キャプテン
将が桜上水に入る前にいた学校の人達。

将の手紙では、見たと通りの人だと書いてあったけど
手紙と話では信じられなかった。

でも、今は違う。
将の言う通りだって信じてる。
藤代君も渋沢キャプテンも良い人。

私を、後ろから抱き上げている藤代君から
渋沢さんに渡り抱き上げてくれた。

近くで見る渋沢キャプテンは、優しそうで
年上に見えてくる。

中学3年生なのに高校生に見えるのはどうしてかなぁ?

抱き上げてくれている渋沢キャプテンの首に
両手を回して抱きつくと、大きな手で背中を撫てくれた。

なんだか、功兄みたい・・・・・・

渋沢キャプテンがお兄ちゃんに思えてくるよぅ

自分の考えにどうしょうかと戸惑っていると
藤代君が渋沢キャプテンに怒って

「キャプテン!ちゃんを独り占めはずるいスよ!!」

そんな事言っていた。

独り占めはしてないし、私が勝手に抱きついているのに
どうして藤代君が怒るんだろう?
渋沢キャプテンも藤代君の言葉に困ってるし・・・・・

なんだか渋沢キャプテンも困ってるから
下ろして貰おうと首に回していた手を肩に置いた時
3人の笑い顔が目に入ってきた。

なんだか、すっごくバカにされた気分!!

なんだかムカムカしながら、渋沢キャプテンから降りると
西園寺監督が見えて、練習のメニューを皆に告げると
皆、グランドに入って練習を始めた。

私も西園寺監督から貰った紙に従って
ドリンクとタオルの用意を始めると、西園寺監督が
声をかけてくれた。

ちゃん、今日のドリンクなんだけと、
 ハチミツ紅茶なんてどうかしら?」

「あ、はい。大丈夫だと思います」

「では、ソレにしましょう」

微笑みながら、頷いてくれた。

「それと眉間にシワを寄せていると直らなくなるわと」

クスクス笑いながら私の眉間を触ると
グランドに向って歩き出していた。

そんなに顔に出ていたんだぁ・・・・・
気を付けなきゃ・・・・・・

さっき西園寺監督に撫ぜられた眉間を撫ぜながら
西園寺監督に言われたドリンクを作る為
調理室に入って、紙に書かれている通りに
作り上げ、氷を張ったクーラーボックスに入れ冷やしておく。

室内から外を見れば炎天下の中、指示を出す声が聞こえ
皆が1つのボールを追いかけてる。

皆、楽しそうだなぁ・・・・・

ボーッとしながら外を見ていた為、水を溜めていた桶は
水が溢れ、水と共にタオルも数枚流されていて
慌てて蛇口を捻り水を止め、流されたタオルから
絞ってドリンクを入れたクーラーボックスの中に入れ
蓋をし、少しでも軽く持てる様に紐を肩に掛けて
グラウンドに持って行く。

・・・・・重い・・・・・

右から左に紐を持ちかえグランドに持って行くと
西園寺監督がタイミングを計って皆に休憩を入れると
皆がグランドから引き上げ、ドリンクとタオルを取りにくる。

「お疲れ様です」

出来るだけ笑顔で元気な声で言うと
皆も一言だけど言葉を返してくれる。

なんでもない当たり前な事が凄く嬉しい!

皆の役に立っている。

自惚れかも知れないけど、嬉しくて自然と笑顔になってくる。

皆も体力を少しでも回復させる休憩なのに、私を話してくれる
そんな皆に嬉しくていつもよりおしゃべりになる自分がいる。

皆と楽しく談笑していると

「風祭」

「「はい!」」

コーチに呼ばれ返事をすると、将と同時に返事をし
コーチの元に走っていくと、すっごく戸惑った顔をされた。

そんなコーチの表情を見て将と顔を見合わせ、

「もしかして、僕達またやっちゃったかな・・・・・」

「やっちゃたみたいだねぇ・・・・・」

「「すいません。ご用件はどっちですか?」」

将と同じ考えになり、どっちに用事があったのか聞くと
これまた同じタイミングと同じ言葉を言っていた。

「いや・・・・ちゃんの方に用事があったんだが・・・・・
 まぁ、練習が始まったらまた呼ぶから、そのつもりで」

そうか風祭は2人いるから呼んではダメのなか・・・・・

そんな事をブツブツ言いながら、私達から離れると
藤代君が面白かったのか目を輝かせながら近寄ってきた。

「なんだか風祭もちゃんも双子みたいだった!!」

「確かに息はぴったりだったな」

藤代君のあとに渋沢キャプテンが話し掛けてくれた。

「だが、アレだな。2人共同じで呼ぶと今みたいな事が
 起こるから、何か対処した方がいいな」

水野くんが真剣な顔をして考えていた。

皆が呼びやすい様に呼んで下さい

そう、言いかけた時後ろから

「双子だって、いまどきダサイよな!
 それに、兄妹でアレだけ仲が良いなんておかしいだろ」

イヤミとも取れる言葉を聞き、考えるより先に身体が動いていて
私はイヤミを言ったツリ目男の人の前に立っていた。

「兄妹で仲が良くてナニが悪いんですか!!
 仲が良いとアナタに迷惑をかけるんですか!?
 私と将が兄弟じゃ、ダメなんですか!?」

自分より大きな人の前に立って、ケンカを売た。

売られた3人は驚いたのか、目を大きくした後
黙りこんでしまった。

「質問に答えてください!」

私が納得する答えが貰えるまで絶対引かないんだから!

意気込んで3人をニラんでいると
翼さんが乱入してきた。

「気にする事はないよ
 僕達が仲良くと話をしているから羨ましくて
 自分も相手にして貰おうとケンカを売ってきただけだから。
 それにしても、兄妹で仲が良いとダサイなんてくだらないね
 将との性格を考えたら、仲がいいのは解る事だろうに
 もう少しマトモな話で会話出来ないのかねぇ」

始めはゆっくりだった言葉が段々速くなって
多分言葉を話しているんだろうけど、聞き取れない部分があった。

とりあえず聞き取れたのは、ヤキモチ焼いたと
仲良しは悪くないだけ・・・・・

そっかぁ、仲良しは悪くないのか!
なんだか翼さん言うと納得できるなぁ・・・

嬉しくなって翼さんを見ているとツリ目に人が
立ち去ろうとしていて、私は服を掴んで
ツリ目の人の動きを止めた。  
 
「待って下さい!私に謝らせて下さい!」

それでも立ち去ろうとするツリ目さんの服を引っ張って
話を続けた。

「ごめんなさい!私、アナタに酷い事言っちゃて・・・
 本当にごめんなさい。だから嫌いにならないで!!」

服を引っ張って離さない私に、ツリ目さんと一緒にいた
黒髪の人がため息をついて

「別に謝って欲しい訳じゃなからいい加減、一馬服を
 離してくれないかなぁ」

「でも!」

「謝らなきゃいけないのは、どう考えてもコッチでしょ」

「逃げませんか」

「あぁ」

「じゃぁ」

力一杯引っ張っていた服からゆっくり手を離すと
ツリ目の人が振り向き私の方を見た。

睨んでる?でも、ソウじゃないような気がする・・・
私の知ってるツリ目の人はもっと優しいし・・・・・・

じっとツリ目の人を見ると、小さな声で

「ワルかった」

と言ってくれた。

「はい!大丈夫です!!」

謝って貰って嬉しくて、ツリ目さんの手を持って
上下に大きく振っていると

「あ、謝ったのは英士が謝れて言ったからだからな!」

「はい!」

「別の俺はお前の事なんて何とも思ってないんだからな」

「構いません。出会いの一歩はしましたから
 これからお友達になりましょう!」

「ッツ!!・・・・・・勝手に!!!」

ツリ目さんが真っ赤になって私と話しをしていると
さっき話しをした黒髪さんか私に話し掛けてくれた。

「一馬と友達になるんだったら俺とも友達になるて事だよね。
 ちゃん」

「もちろんです!」

「じゃ!俺もだよね!!俺、若菜結人
 U−14の1人。宜しくねちゃん」

先ほどから黙って見ていた茶色の髪の人が
自己紹介してくれた。

「宜しくお願います!若菜さん」

「俺は郭英士。結人とちゃんが今手を繋いでいる
 一馬と同じU−14の1人」

「郭くんですね!よろしくお願いします」

「で、ちゃんにケンカを売ったのは
 真田一馬。一馬もU−14の1人。ほら、自分の名前ぐらい
 自分で言いなよ」

郭くんに言われると

「真田一馬だ」

「真田君ですね!宜しくお願いします。
 あ、私の名前知ってますか?」

真田君だけ1人名前を呼んでくれなくて
訊き返すと、さっきより小さな声で名前を呼んでくれた

・・・・だろ」

「そうです!コレで私達友達ですね!」

嬉しくって、さっきより真田君の手を上下に振っていると
西園寺監督の声が聞こえた。

「休憩時間終了!各自グランドに入って練習に戻って」

仕方なく真田君の手を離し
さっき友達になった3人に手を振り

「頑張て下さい」

声をかけると、若菜君と郭くんが振り向いて手を振ってくれた。
真田君は振り向いてくれただけだった・・・・

友達が増えて嬉しくて、笑いながら先ほど呼ばれたコーチの元に
行き、仕事を貰う。

本日、目標と友達が増えました。

そして、解った事が1つ

ツリ目の人は、テレ屋で優しい人。
本日から私の中で常識とします。